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2024.10.01
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にんにく/JA十勝清水町

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にんにく/JA十勝清水町


「“国産にんにくといえば
十勝清水”をめざして」

栽培開始から15年目を迎えた〈十勝清水にんにく〉。
産地が一丸となって栽培に取り組む背景には
「もう一度、十勝をにんにく産地に」という思いがありました。

「蔬菜(そさい) 振興会にんにく部会」部会長 澤山(さわやま) 直樹(なおき)さん〔JA十勝清水町〕
清水町出身。地元の農業高校を卒業し、愛知県で1年間の農業研修を積んだ後、農家の五代目として就農。

十勝清水にんにくで名産地の復活へ

JA十勝清水町のブランド作物〈十勝清水にんにく〉の栽培は、2009年に12戸の農家から始まりました。当時の組合長が、食文化の変化でにんにくの需要が増える中、食の国産志向が高まっていることに注目したのがきっかけでした。実は、十勝も含め北海道は昭和40年代まで国内有数のにんにく産地でした。しかし、安価な中国産に押されて栽培が衰退し、国内産シェアは青森県が独走。道内で栽培を再開しようにも、資料さえありませんでした。
「最初は何もかもが手探りでした。青森県へ視察に行き、仲間やJAと試行錯誤の連続でした」と振り返るのは、初期からの生産者の一人、澤山直樹さんです。先輩の勧めもあり、小麦や豆類などとの輪作体系を維持する新しい作物として挑戦しました。「部会のメンバーは同世代が多く、みんな熱心。夏は仲間のほ場を回って青空教室を開き、冬は研修会で生産技術向上に努めています」とも。

こうした生産者の努力に加え、JAの後押しもあり〈十勝清水にんにく〉の栽培は徐々に拡大。現在、JA十勝清水町のほか、JAあしょろ、JA十勝池田町、JA本別町の4JAで合計24戸が栽培し、年間生産量は150tにまで伸びました。またJA十勝清水町が主導し、清水町内の牛ふんと鶏ふんから作ったペレット肥料「しみず有機」を施用すること、収穫後は厳密な温度管理の下で乾燥処理することなどをルール化。種子用にんにくは、海外で培養したウイルスフリー苗を自前の施設で増殖させ、生産者に供給するなどして、ブランド力を強化しています。通年出荷を可能にする乾燥・冷蔵貯蔵施設を備え、植え付けや収穫作業は、JA職員がサポートします。規格外品の加工・商品化にも力を入れ、生産者の収益向上と知名度アップに余念がありません。

  • 澤山さんの畑では、専用の収穫機を使い、家族総出で収穫

「にんにくは、ほかの作物と収穫時期が重ならず、収益にもつながります。あとは毎年雪さえ降ってくれれば」と澤山さん。十勝は冬の寒さが厳しく、マイナス20度を下回ることも。秋に植えて翌年の夏に収穫するにんにくの越冬には、保温性のある雪が欠かせません。「以前、雪の少ない年が何年か続き、収量が激減してしまって、もうにんにく栽培を諦めようかと考えたこともありました」。そんな澤山さんを思いとどまらせたのは、「甘くておいしい」、「ホクホクしてるね」とにんにくを食べる家族の顔でした。
「国産にんにくといえば十勝清水と言ってもらえるよう、さらに生産者も増やさなくては」と、部会長としての責任感ものぞかせます。
「ぜひ、全国の皆さんに味わってほしいですね。我が家では、シチューやカレーに丸ごと入れて食べるのがお気に入りです」。澤山さんは、家族の笑顔の向こうに、日本全国の消費者を見据えています。

  • 収穫直後は、切り口から水がしたたるほどのみずみずしさ。乾燥後、一皮むくと真っ白な〈十勝清水にんにく〉がお目見え


割れたり皮がむけたりした規格外品は、収穫したにんにくの約4割を占めます。規格外品は「黒にんにく」や「にんにくみそ」、「ドレッシング」などに加工。余すことなくおいしく食べてもらえるよう工夫がなされています。





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