自己紹介をあらためて
品種が続々と登場し、
興味深い特徴が多いスイートコーン。
そのユニークなプロフィールをご紹介します。


MENU
スイートコーンは、糖度によってスイート系品種とスーパースイート系品種に大別されます。その糖度の差は2倍ほどあり、近年は糖含量がより高い、スーパースイート系品種が主流になっています。
粒の色は、黄色、白色、黄色に白色が混じるバイカラーの品種が一般的に流通しています。見た目にも楽しい作物ですが、別の株からも受粉して実をつけるため、同じ畑に異なる品種を植えると、粒色が本来のものとは変わってしまう可能性があります。
では、その生態を簡単にご説明しましょう。スイートコーンの花は、雄花と雌花が同じ株の別々の位置に付きます(雌雄異花植物)。雄穂はてっぺんに、雌穂は葉のわき芽に付き、食用になります。雌穂の先にあるひげのようなものが絹糸です。受粉が済み、絹糸が焦げ茶色に変われば収穫のサインです。適期よりも早く収穫すると甘みが不十分で、収穫が遅れると粒が硬くなり甘みも落ちます。収穫直後から糖度が下がるので、なるべく早めに食べるのが、スイートコーンをおいしく味わうコツです。