2月19日（日）、GREEN FAN CLUB「ぐりんぐらん」のオンラインイベント「行ったことのない畑に行こう！第6弾　復習篇」が開催されました。いつものようにMCは、お笑いコンビ「オクラホマ」の河野真也さんと北海道の人気ボーイズユニット「NORD(ノール)」の島太星くん。今回は「復習篇」として、過去5回にわたって畑や牧場、田んぼからお届けしてきた内容を振り返り、太星くんがどのくらい覚えているか、クイズに挑戦。果たして何問正解できるのでしょうか？

2020年10月の第1弾「長いも篇」から「牧場篇」、「お米篇」、「お花篇」、そして2022年9月の第5弾「じゃがいも篇」まで、毎回、北海道農協青年部協議会（以下、JA道青協）にご協力いただき、生産者さんの思いにふれながらも、太星くんの奇抜なボケと、河野さんの鋭いツッコミで楽しくお届けしてきた「行ったことのない畑に行こう！」。「復習篇」は2年分の思い出をクイズ形式で振り返りました。解答するのは、もちろん太星くん。「第1弾の畑で作っていた作物は？」「第2弾で太星くんが生クリームから作ったものは？」などなど、河野さんが出題していきます。なぜか飛び出す新たな"迷解答"に河野さんは頭を抱え、スタジオが爆笑に包まれました。

クイズの後は、改めてこれまでのオンラインイベントで経験したことを振り返った河野さんと太星くん。「いろいろな生産者さんにお会いしてきて、何か感じるところはありましたか？」という河野さんの振りに、太星くんは「一人ひとりが魂を込めて作っていることが伝わりました」と、キリッとした表情で感想を述べました。今でも各地の風景が蘇ってくるという河野さんは、「現地で作っている方の思いを聞いて、食べていてより感謝するし、よりおいしく感じますよね」と話し、太星くんも大きくうなずきました。

続いてキッチンへ移動し、ゲストをお招きします。今回のゲストは、JA道青協 副会長を務め、中標津町で酪農を営んでいる遠藤洋志さんです。遠藤さんは酪農家の5代目。現在、約90頭の乳牛を飼育し、生乳を出荷しています。そこで今回は、中標津町でつくられている「なかしべつ牛乳」を使って、混ぜるだけの簡単でおいしいミルク、「レンジでホットあんバター」を作ることに。なんとかエプロンを身に着けた太星くんが、ミルクを量るのにも四苦八苦しながら挑戦しました。その間、河野さんは、最近、遠藤さんが「革命的においしい！」とハマっている、「ミルク甘酒」や酪農家さんならではの牛乳の飲み方について伺い、盛り上げました。
さぁ、そろそろホットあんバターのできあがり！

それでは、テーブル席に移動して、ホットあんバターの試飲タイム。遠藤さんは、ひと口飲んだ途端に「うまっ！」と声を上げました。太星くん、河野さんも「ほっとする」「やさしい甘さ！」などと大絶賛。遠藤さんは、「酪農の仕事の合間に牛舎のストーブで作ってみたい」とすっかりお気に入りの様子でした。さらに遠藤さんイチオシの「ミルク甘酒」も登場。「甘酒がクリーミーになっていて、飲みやすい」と太星くんが感激すれば、「本当だ！めっちゃうまい！」と河野さんも大満足。太星くんは、「小腹が空いたときは、あんバターミルク。疲れたときは、コーヒーの代わりにミルク甘酒が飲みたい」と話し、視聴者のみなさんにもおすすめしていました。

あたたかいミルクを飲みながら、トークはまだまだ続きます。河野さんは、昨今の燃料費の高騰が酪農にどう影響しているか、遠藤さんに質問。「燃料代、電気代の高騰に加えて、牛たちの餌代、牧草の肥料代が上がり、生産者さんは皆、苦労しています。青年部ではこうした課題を共有して、解決策を模索しているところです」と遠藤さんは現状を伝えます。そして河野さんが、消費者にできることは何かを尋ねると「牛乳、お米、砂糖をはじめ、道産の食品を少しでも多く食べていただきたいですね」と遠藤さん。さらに「北海道の素晴らしさを消費者のみなさんに知ってもらうだけでなく、改めて生産者も消費者の皆さんのことも理解していきたい」と語ってくれました。
　
遠藤さんの言葉を聞いた太星くんは、「僕は道産品一択。スーパーでも積極的に選んでいます」と力強く語り、河野さんも「地元のものを地元の人が消費することは、SDGｓにも繋がりますし、単純に北海道産の農畜産物は、おいしいので食べていきたいですね」と話しました。
ほかにもまだまだ大切なお話や太星くんの爆笑トークがもりだくさん。ぜひ、アーカイブで何度でもご覧ください。
　
アーカイブ
https://www.youtube.com/watch?v=Kt4zTnnq5tg