Vol.28 じっくり見てみよう④グリーンアスパラガス 編
写真館

北海道は、アスパラガスの収穫量日本一(※)。
身近な店頭にも、シュッとしたり、どっしり太かったりする道産子が並んでいませんか。
今回は、いまが旬のグリーンアスパラガスをじっくり見てみましょう。
※農林水産省「令和2年産野菜生産出荷統計」より

vol.28
じっくり見てみよう④ グリーンアスパラガス 編

そもそもですが、私たちはアスパラガスのどこを食べているのでしょう?
アスパラガスは地下に根を持ち、ここに養分を貯め込み、翌春、顔を出します。
私たちは、この柔らかな若い茎をいただいているのです。

グリーンに限らず、どのアスパラガスにもある、この三角形のものは?
これは、うろこ状に重なる厚い葉「鱗片葉(りんぺんよう)」で、
本来の葉が退化したもの。その形状から「ハカマ」とも呼ばれます。

おいしいグリーンアスパラガスは、どこで見分ければいいのでしょう?
①切り口が丸く、みずみずしい、②茎が筋っぽくなく、立ち姿がピンとしている、
③穂先がしまっている。これらが3大ポイントです。

こちらもグリーンアスパラガスの畑なのですが、様子が…?
収穫期を終えたアスパラガスは、この写真のように擬葉(ぎよう)を伸ばします。
翌年もおいしいグリーンアスパラガスが育つようにと、
葉が光合成を行い、根に養分を送ります。


ゆでる、焼く、炒める、揚げる。調理法を選ばず、
さまざまな食材との相性も良いアスパラガス。
旬のいまこそ、いろんな調理法で楽しんでください!



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