Vol.21 じっくり見てみよう②乳牛 編
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全国の生乳生産の50%以上を占める、北海道。
その品質も世界トップクラス!です。
今回は、家族のように大切に育てられている乳牛をじっくり見てみましょう。

vol.21
じっくり見てみよう②乳牛 編

乳牛の蹄は、私たちの足の中指と薬指の爪にあたります。
蹄のお手入れを行うネイリストは、牛削蹄師(ぎゅうさくていし)さんで、
伸びすぎた蹄を整えることで、立ったり歩いたりを安定させます。

乳牛は、目がパッチリしていて、黒目がち。
長いまつげがシュッとしているので、目元が一層くっきり。
目が合うとなかなか目を離してくれず、照れてしまいます。

両耳の黄色いタグは「耳標(じひょう)」と呼ばれ、
国内で飼養されるすべての牛が付けています。
耳標には10桁の番号が印字されていて、
これで生産履歴を把握することができるんです。

乳牛といえば、ホルスタイン。ホルスタイン種の模様は、
「斑紋(はんもん)」といって、一頭一頭違います。
生産者が牛を見分けるのに役立っているんですよ。



いかがでしたか?初耳のことばかりでしたか?
乳牛は実は神経質で、ストレスに弱い一面も。
牧場に行く機会があったら、静かにそーっと、様子を見てくださいね。