「植える」から「まく」へ
直播向け品種『えみまる』が育てる未来の米作り


農林水産省の調査によると、道内の米の生産者の農作業の約46%が、育苗と田植えに費やされているそうです。労働力不足が深刻さを増す中、2つの作業を省くことができたら— そんな期待から注目を集めているのが、水田に直接種をまいて稲を育てる水稲直播(ちょくは(ん)、じかまき)栽培です。
※農林水産省農業経営統計調査「農産物生産費(個別経営)」2017年より

- 妹背牛町水稲直播研究会 会長熊谷 勝(くまがい まさる)さん
1986年に就農。その年から米作りを始め、現在は約33haもの土地に、ゆめぴりか、ななつぼし、直播向け品種のえみまる、ほしまるを栽培。2019年より「空知地区水稲直播連絡協議会」会長としても活躍。