MENU

  • X
  • facebook
  • Instagram
  • お知らせ
  • GREEN WEBとは
  • ファンクラブ ぐりんぐらんとは

ホクレン

GREEN -食卓にもっと北海道を。-

    • お知らせ
    • GREEN WEBとは
    • ファンクラブ ぐりんぐらんとは
  • ▼レシピと旬⾷材

    北海道産農畜産物を熟知する食のプロが考案したレシピや食材の情報を掲載。900以上あるGREENレシピの検索も可能です。

    レシピと旬⾷材
    • 1分でわかる!北海道食材ナビ
    • 坂下先生の季節のレシピ
    • 北海道シェフ直伝内緒の「レシピ」
    • chiobenの映える!旬レシピ
    • 北海道の★★★旬食材
    • 1分でわかる!北海道食材ナビ
    • チーズのこえに、耳を澄ませば
    • レシピ検索
  • ▼つくる人と思い

    生産者の信念や挑戦、生産者二世代にわたる熱意とそれぞれの思い、北海道内で農業や食を学ぶ学生らの夢などを伝えます。

    つくる人と思い
    • 農家の時計
    • 受け継ぐ×取り組む
    • 私が農業に恋した理由(学⽣)
  • ▼農⾵景とものづくり

    美しい農村⾵景や農作業、進化する農業技術などは動画と写真で、おいしさを育む研究者やメーカーの取り組みは記事で届けます。

    農⾵景とものづくり
    • 北海道NOW(動画集)
    • GREEN写真館
    • おいしいの研究
    • はるばる来たぜ、食卓へ
  • ▼冊子GREEN

    1974年から全国の皆様と北海道農業をつないできた冊子GREENの最新号、バックナンバー(2012年3月号以降)を公開します。

    冊子GREEN
    • 特集
    • 冊子GREEN デジタルブック
    • 定期送付に関するお申し込み
  • ▼ファンクラブ

    「GREEN FAN CLUB ぐりんぐらん」の産地訪問ツアーなどのイベント、オンライン企画の案内、活動報告、会員向け情報を発信します。

    ファンクラブ
    • ぐりんぐらんレポート
    • ぐりんぐらんとは
    • ぐりんぐらん入会受付
    • Myページにログイン
    • お問い合わせ
    • ソーシャルメディアポリシー
    • なるホどもっと!北海道の農と食
    • “おいしい”はエールProject
  • トップページ
2024.10.01
実る!北海道の新顔作物

落花生/拓殖大学北海道短期大学

メニューに
戻る
< にんにく/JA十勝清水町

落花生/拓殖大学北海道短期大学


「北海道に適した、
おいしい品種を
作る夢があります」

落花生の生産を研究しているゼミが、道内の大学にあります。
野菜の栽培が専門で新規作物にも取り組む上西孝明助教は、
栽培技術の確立と、新品種育種の夢を描いています。

拓殖大学北海道短期大学 農学ビジネス学科 上西ゼミ
写真左より、亀田(かめだ) 南音(なおと)さん、上西(じょうにし) 孝明(たかあき)助教、吉田(よしだ) 央祐(おうすけ)さん

生産者と連携し全国一の産地へ

柿ピーやバターピーナッツなど、おやつに欠かせない落花生。現在国内の流通量の約9割が外国産です。国産の約85%を千葉県が担っていますが、国産落花生の生産は減少傾向にあります(※)。
「そうした背景もあり、17年ほど前に前任の大道雅之教授が落花生の産地化を目指し、栽培の研究を始められたと聞いています」
このように説明するのは、上西助教。3年前に大道教授からバトンを受け継ぎ、北海道の気候に適した栽培方法や収穫した落花生の乾燥技術の省力化など、学生たちとさまざまな研究課題に取り組んでいます。
「私が初めて落花生の栽培試験を行ったのは、20数年前。当時はほとんど実がつかず、中断せざるをえませんでした。ところが近年では、北海道が後押しするほど栽培面積が拡大しており、20年間の環境の変化と技術の進化を感じます」
上西助教によると、道内では15年ほど前から落花生の栽培が始まり、現在は道内各地に広がっているそうです。しかしながら、落花生は乾燥に強く暖かい気候を好むため、寒冷地の北海道で栽培するにはあらゆる工夫が必要だといいます。
※農林水産省「令和5年特定作物統計調査」より

ゼミ生の吉田さんは「想像以上に手作業が多く、現状の栽培方法では大規模化のハードルが高いと感じています」と実感を込めて話します。亀田さんは「たとえば、北海道では地温の低さを補うために畑にマルチを張ったり、被覆材を使って育てる必要があります。けれども、そのままでは土中に実がつかないので、途中でマルチのみを撤去するなど、手間がかかる作業もあります」と付け加えます。

  • 落花生は開花後、花の基部から子房柄(しぼうへい)が伸びて土中に潜り、土の中で実(豆)をつけます

一般的に、収穫した落花生は洗浄や乾燥、焙煎を経て市場に出荷されます。しかしその技術も十分に確立されておらず、生産者それぞれが試行錯誤を重ねています。そこで同大学では、生産者やJA、メーカーなどの連携と情報交換などを目的に「北海道ラッカセイサミット」を主催。2016年からスタートし、年2回の開催を通して栽培技術の向上を目指しています。
「大学の研究は、学内の小さな畑で良くできても、実際に大面積になったときにどの程度有効なのか検証できません。国産落花生を守る産地として、北海道が注目を集めつつありますが、学内の研究と生産者がつながらないと産地化はできないと考えています。さらに“北海道産”というブランドを背負う以上、おいしさは必須です。サミットを通して、技術が磨かれるスピードを少しでも早めたいという思いがあります」と上西助教は話します。

  • 学内の畑では約10品種を栽培しています

同ゼミでは、これまでに多収性や大粒など、さまざまな品種特性を持つ落花生を栽培し、サミットで発表してきました。しかし、どの品種も本州での栽培を前提として育成されているため、上西助教は北海道の生育環境に適した品種の誕生を目指したいと考えています。
「将来的に、おいしい品種を学内で作れるといいなぁという夢はあります」と上西助教。全国一の産地に向けて、さまざまな挑戦を続けています。

  • 収穫したばかりの落花生の様子。この後、傷がつかないように手で茎から莢(さや)を外し、洗浄機で泥を落とします

メニューに
戻る
< にんにく/JA十勝清水町

人気記事

  • 受け継ぐ× 取り組む酪農家 2025.04.18

    酪農家/JA中標津

    受け継ぐ×取り組む

    「ベテラン」と「若手」の二世代に
    聞くシリーズ企画

  • 田井 雄介さん(JAふらの) 2025.05.20

    JAふらのの特産物
    『グリーンアスパラガス』
    田井雄介(JAふらの)

    農家の時計

    by 関 ひとみ

    関 ひとみ

  • じゃがいも「きたかむい」 2022.01.18

    Vol.14 じゃがいも「きたかむい」

    おいしいの研究

    by 大阪 匡史

    大阪 匡史

  • 北海道旭川農業高等学校 2025.05.13

    Vol.51
    北海道旭川農業高等学校
    「贅コクぷりん」開発チームのみなさん

    私が農業に恋した理由

    by 「贅コクぷりん」開発チームのみなさん

    by 「贅コクぷりん」開発チームのみなさん

  • 全国へ、「北海道産」を運び続ける 2025.04.01

    全国へ、「北海道産」を
    運び続ける

    冊子No.324 特集記事

  • 生粋の道産子、「てんさい糖」 2025.01.01

    生粋の道産子、
    「てんさい糖」

    冊子No.323 特集記事

  • 実る!北海道の新顔作物 2024.10.01

    実る!
    北海道の新顔作物

    冊子No.322 特集記事

  • こだわり、さまざま。北海道のすいか。 2024.07.01

    こだわり、さまざま。
    北海道のすいか。

    冊子No.321 特集記事

一覧を見る

GREEN

  • > トップページ
  • > お知らせ
  • > GREEN WEBとは
  • > FAN CLUB ぐりんぐらんとは
  • > お問い合わせ
  • > ソーシャルメディアポリシー
  • > なるホどもっと!北海道の農と食
  • > “おいしい”はエールProject
  • > GREEN 50周年スペシャルコンテンツ

Copyright© ホクレン All rights reserved.

  • X
  • facebook
  • Instagram
  • ホクレン
  • HOKUREN GREEN +PLUS