~今回の食材~
ゆり根


日本国内で生産されているゆり根は、約99%が北海道産(※)って知ってた? 特に、真狩村やニセコ町、留寿都村などJAようていのエリアで栽培が盛んだよ。収穫時期は、8月下旬から11月初旬。畑からひとつずつ丁寧に手作業で掘り起こされているんだよ。
※農林水産省 令和4年産地域特産野菜生産状況調査



ゆり根の栄養で注目すべきは、カリウムやリンを含んでいること。カリウムは高血圧の予防やむくみの解消にも役立つ栄養素で、リンは骨や歯をつくるために大切なんだよ。
ちなみに、調理する時は、「鱗片(りんぺん)」を1枚ずつはがして、傷や黒ずみなど変色した部分をナイフできれいに削ってね。数分間ゆでたり、きつね色になるまで素揚げにしたりするだけで、甘くてホクホクのゆり根が楽しめるよ。



傷がつかないように、おがくずをクッション代わりにして出荷されることが多いゆり根。おがくずは、乾燥を防ぐ役割も果たしているんだよ。
選ぶときは、全体的に白くて、傷の少ないものを。鱗片にハリがあって、球に締まりがあるものを選んでね。



ゆり根はとにかくデリケート。傷つけないように、やわらかい紙に包んで風通しのいい冷暗所で保存してね。購入時におがくずの中に入っていた場合は、そのままおがくずの中に埋めておくと長期保存ができるよ。



その名の通り、ゆり根は食用に改良されたゆりの球根部分のこと。出荷できるサイズになるまで、6年もかかるんだ。種球を作るのに3年、その後は毎年、秋に掘り出し春に植え替える作業を繰り返すんだよ。
ゆりだから、もちろん花が咲くけど、球根を大きく育てるために花のつぼみができたらすぐに摘み取るんだ。もちろん、これも手作業。ゆり根って、すご〜く愛情たっぷりに育てられているんだね。



ゆり根は高級食材というイメージが強いけど、家庭料理にも手軽に使える食材なんだよ。サラダやカレーの具にしてもおいしいよ。おもてなし料理にもなる「ゆり根のブルーチーズソース」はいかが?




