~今回の食材~
にら


北海道産のにらが多く出荷されるのは3月から9月だけど、12月を除いてほぼ一年中、流通しているんだ。にらは3月に種をまいて、育った苗を6月頃に畑に定植。翌年1月上旬から収穫できるよ。冬に休眠させた株から最初に収穫されるのが「一番にら」と呼ばれていて、5月まで出荷。みずみずしくて香りもいいからぜひ味わってみて。



にらって、独特の香りがあるよね。この香りの元になっているのが、ネギ類と同じ「硫化アリル(アリシン)」っていう成分だよ。消化酵素の分泌を促進して、食欲を増進するんだ。疲労回復に効果があるといわれるビタミンB1の吸収を高める働きがあるから、元気が出る野菜って思われているんだよ。



葉が真っ直ぐにピーンと伸びていて、切り口が白いのが新鮮な証拠。全体的に鮮やかな緑色をしていて、ハリがあってみずみずしいものを選んでね。葉の幅が広く、肉厚なにらがおいしいよ。



購入したら、できるだけその日のうちに、長くても3日以内に食べるのがおすすめ。保存する場合は、にらの根元に濡らした新聞紙やキッチンペーパーを巻いて、全体をラップで包むかビニール袋に入れよう。冷蔵庫の野菜室では、立てて置こうね。カットしてから保存袋に入れて冷凍しておけば、そのまま料理に使えて便利。



にらはビタミンB1の吸収を高めてくれるから、豚肉や豚レバー、えだまめやスナップエンドウと組み合わせて食べるのがおすすめ。餃子に使われたり、レバニラ炒めにしたり、昔からスタミナ料理として伝わる食べ方は、理にかなっているんだね。



にらはサッと火を通すだけでも十分においしく味わえる野菜だよ。栄養を逃さないためにも、ゆで時間はできるだけ短く、炒め料理に使う時は最後に加えるのがおすすめ。いつもと違う食べ方を楽しむなら、「切り干し大根と春にらのキムチヨーグルトあえ」なんていかが?




