JA道央×敷島製パン株式会社
「顔が見える小麦の流通を」



- ゆめちからテラス/Pasco夢パン工房江別市西野幌107-1
(営)9:00〜18:00 ※商品状況により閉店時間が早まることがあります。
(休)4月〜12月:無休/1月〜3月:第1・3月曜(祝日の場合は営業)
TEL.011-802-8885 https://www.yumechikara-terrace.jp/
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地元の農畜産物が並ぶ直売所と道産小麦を使ったベーカリー『Pasco夢パン工房』を併設する『ゆめちからテラス』。硬質小麦『ゆめちから』を生産するJA道央と、業界第2位の売上高を誇る『敷島製パン株式会社(本社・名古屋市)』がタッグを組んだ〝夢〟の施設です。
店舗奥のセントラルキッチンでは、売場のほか道内のスーパーで販売するパンも製造
「弊社は2008年に〝国産小麦を使ったパン作りで日本の食料自給率の向上に貢献する〟という方針を打ち出しました。その後優れたパンになる資質を持つ『北海261号(後のゆめちから)』に出会ったことがきっかけです」。そう話すのは、同社東日本支社Pasco札幌事業所長・大塚伸泰さん。
この企業姿勢に共感を抱いたのが、JA道央でした。常務理事の岩田宏彦さんは、「野菜はそのままの形で店頭や食卓に並ぶので、消費者の方とつながりやすい。しかし小麦は粉になってから、さらに加工されるので、生産者は自分の成果を確認しにくい。私たちは〝顔の見える小麦の流通〟を実現したいと常々考えていました」と説明します。プロジェクト発足の2年後、両者の夢が『ゆめちからテラス』として結実しました。
敷島製パン東日本支社 Pasco札幌事業所長 大塚 伸泰さん(左)
JA道央 営農生産本部常務理事 岩田 宏彦さん(中央)
JA道央 総務企画事業本部参事 飯田 修司さん(右)
2018年のオープン以来、多くの来店客でにぎわい、評判も上々。
「生産者は自分たちが育てた小麦のおいしさを改めて実感でき、消費者の方の顔も見える。それが生産者の誇りやモチベーションアップにつながっています」と岩田さん。大塚さんは、「弊社では逆に小麦畑を見たことがない社員が多くいました。ここは、自分たちの製品がこの地から作られているというストーリーを体感できる拠点でもあります」と笑顔で語ってくれました。
(上)一番人気は、道産小麦を100%使い、ストレート法で作る店舗限定の「超熟」食パン。
(下)オンラインショップで人気の「超熟北海道食パン」もここで作られています。
(営)9:00〜18:00 ※商品状況により閉店時間が早まることがあります。
(休)4月〜12月:無休/1月〜3月:第1・3月曜(祝日の場合は営業)
TEL.011-802-8885 https://www.yumechikara-terrace.jp/