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2021.01.01
日本酒
北海道の作り手と造り手。

酒米生産者兼蔵人・小林酒造(株)杜氏

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道産酒がもたらしてくれるのは“笑顔” >

酒造りは、
酒米作りから始まっています。

(左)酒米生産者 兼 蔵人 後藤 伸一さん
1981年生まれ。2001年、稲作農家の四代目として就農。『ゆめぴりか』などのほか、酒米『吟風』『きたしずく』を栽培。
(右)小林酒造株式会社 執行役員 杜氏 製造部長 南 修司さん
1965年生まれ。85年『小林酒造(株)』製造部に入社。2016年より現職。全国新酒鑑評会審査員などを務める。

北海道産の地酒造りを追求

銘酒「北の錦」を醸造する栗山町の『小林酒造』は、1878年に創業した道内の歴史ある蔵元の一つです。酒蔵、蒸米場、歴代の当主一家が暮らした住宅など明治中期から昭和初期にかけて建築された13の建物は、国の有形文化財に登録されています。同社は北海道でしか醸せない酒造りを追求し、2009年にはすべての原料米を北海道産に切り替えました。
「北海道の米での酒造りを目指したのは、昭和30年代からと聞いています。ただその時代は道内のどの酒蔵でも、本州の米で酒を造るのが一般的で、杜氏や蔵人も東北から呼び寄せる季節雇用が中心でした」
こう説明するのは同社で杜氏を務める南修司さん。北海道のスタッフによる、北海道の米を使った酒造りの実現に向けて、同社ではいち早く研究に取り組みました。そうして道産酒米が誕生する前の1985年に道産米100%の清酒を発売。2004年には道産の酒米『吟風』で醸造した酒が、全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。「北海道米のおいしさへの評価が全国的に高まったことと同様に、道産の酒米の評価も上がったということだと思います。紛れもなく生産者や先達が挑戦し続けた結果です」

  • 収穫前の『きたしずく』。「ほかの品種よりも穂が長く、見た目もいい」と南さん。「個人的に一番好みの味です」と後藤さん

夏は米作り、冬は酒造り

栗山町で、酒米を栽培する後藤伸一さんは、「大好きな日本酒を自分自身で造りたい」との思いから、農閑期となる冬の間、『小林酒造』で蔵人として働いています。この冬で9年目を迎え、南さんからも一目置かれる存在です。
後藤さんは「覚えることはまだまだあります。その上、米の出来が毎年違えば、酒の仕込み方も毎年変わります。農業と一緒で、酒造りも毎年1年生です」とはにかみます。一方で、酒米作りに対する意識は大きく変化したそうです。「もっといい酒米を作れば、もっといい酒ができる。酒米の苗を育てる時から、酒造りは始まっているのだと、ここで働いてよく分かりました。よく稲を観察して手間暇をかけたり、品種によって田植えの時期を変えてみるなど、いろいろと工夫しています」

  • 「1月は娘より杜氏の顔を見る時間の方が長い(笑)」と後藤さん 

南さんは「全量北海道の米にした理由の一つには、自分たちが使う原料米が、どんな人の手で育てられているのかを知らなければいけないと思ったからです」と話します。「毎年ほ場に出向き、〝消費者のニーズに応えるために、こんな商品を作りたいから、こういう酒米を作ってほしい〟とお一人お一人にお願いしています。加えて消費者の声や評判を伝えることが、生産者の皆さんのモチベーションにもつながっています。そうしてできた酒米を実際に仕込む時には、苦労して育てていただいた方の顔が、自然と思い浮かびます」
北海道の酒米について「歴史がまだ浅いので、伸び代があると思っています」と南さん。後藤さんは、「北海道の酒と聞くと淡麗できれいな味というイメージを抱くかもしれませんが、特に『小林酒造』の酒は、ただきれいなだけではなく、それぞれの米の個性をしっかり感じられます」と太鼓判を押します。
未開の北の地で米を育て、その酒で錦を飾る─初代当主の思いは、道産の酒米とその生産者の力で、着実に実を結んでいます。
 
北海道の酒蔵一覧はこちら(PDF) >

  • 『きたしずく』を3年熟成した「蔵囲完熟 秘蔵純米」と
    『吟風』を使った「特別純米酒 まる田」

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