森崎 博之のGREENエッセイ
私たちの、もう一歩。
食の問題はいつも根深い。
その理由はいくつかありますが、
その中でも大きなひとつにあげられるのは「個人差の大きさ」ではないでしょうか。
食品ロス問題についても、取り組む人と、
そうでない人との差は年々大きく広がっていく一方だろうと考えます。
「GREEN」を手にとる方々はおそらく前者。
ところで。企業が出す食品ゴミと、家庭が出す食品ゴミはどちらが多いでしょう。
実はほぼ同じなんだとか。それならば、私たちにできることは少なくない。
このタイミングで、この号で特集されているのは何かの運命かも知れません。
自分だけ取り組んでも仕方ないと諦めず、もう一度、改めて情報を共有しながら、
一緒に一歩ずつ歩み出しませんか。