Vol.23 じっくり見てみよう③スイートコーン 編
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7月から9月が旬の北海道産スイートコーン。
全道各地でさまざまな品種が生産され、生産量は全国の約49%です。
今回は、おいしさ粒よりのスイートコーンをじっくり見てみましょう。

vol.23
じっくり見てみよう③スイートコーン 編

スイートコーンは、1本の茎からいくつも生えてきます。
そこで気になるのが、どれが一番大きく育つのか。地面に近いもの? 空に近いもの?
答えは、茎の一番上に生えている、空に近いスイートコーン。
「一番穂」とも呼ばれています。

スイートコーンのこのひげ、実はめしべで、「絹糸(けんし)」と呼ばれています。
「絹糸」の一本一本のさきっぽに花粉が付くと、スイートコーンは実を結びます。
だから、ひげの数と実の粒の数は同じ!
絹糸がふさふさして、茶褐色または黒褐色のものほど完熟しています。

スイートコーンを包んでいる葉は、「包葉(ほうえい)」と呼ばれています。
最後の一層の「包葉」をむかずに炭火などで焼くと、蒸し焼き状態になり、
おいしい焼きとうもろこしができあがり。
キャンプやバーベキューなどのアウトドアにぴったりです。

北海道は夜間の気温が低く、日中に作られた糖分が減りづらいので、
甘みの強いスイートコーンができると言われています。
皮をむいたらすぐにゆでる、すぐに調理できない時は皮付きのまま立てて冷蔵庫で保存しましょう。


ゆでる、焼く、炒める、揚げる。おいしい盛りのいまこそ、
スイートコーンをいろんな調理法で楽しんでください!



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