ミニトマト『太陽の瞳』の選果風景 /JAしずない(新ひだか町)
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北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。今回は、道内トップクラスのミニトマト産地・新ひだか町のJAしずないから、独自のブランド名『太陽の瞳』を冠したミニトマトの選果風景をお届けします。収穫はいまが最盛期で、粒よりのミニトマトが道内をはじめ東京や大阪、名古屋などへ出荷されています。
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- 恵まれた気候が
長い出荷を可能に - 太平洋側に位置し、冬は温暖で積雪が少なく、夏は冷涼な新ひだか町。毎年2月にはハウスでミニトマトの定植が始まり、初物は北海道産ミニトマトの先陣を切る4月下旬に出荷されます。定植は4月、6月、7月にも行われるため、出荷時期も道内の他地域よりも長く、11月下旬まで続きます。
- 恵まれた気候が
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- 農作業を終えた夕方に選果場へ
- 新ひだか町は、仁木町、余市町、富良野市などとともにミニトマトの名産地。年間約1,200tに及ぶ生産量は道内トップ5に入ります。現在、JAしずないでは 45 軒の生産者が栽培、出荷。収穫期には、毎日夕方になると、農作業を終えた生産者がコンテナに納めたミニトマトを選果場に運びます。
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- 翌朝の選別を経て『太陽の瞳』に
- ミニトマトの選果作業は翌朝から。生産者別にベルトコンベアに乗せ、人の目と手で「ヘタ取れ」や「割れ果」、そして柔らかすぎるものなどを取り除きます。次に、選び抜かれたミニトマトを機械でサイズ別に箱詰め。この時点で、ブランドミニトマト『太陽の瞳』が完成します。
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- ピカピカの光沢が魅力
- カールした緑のヘタがまつ毛のように見えることから命名された『太陽の瞳』。品種は「キャロル10(テン)」で、酸味と甘さのバランスがよく、何よりも光沢が最大の魅力です。「この品質を維持するためには、ハウス内の温度や水分の管理が肝心」と、町内の生産者・中道啓輔さんが教えてくれました。
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- 収穫から2、3日後には店頭へ
- 丹精込めて育てた『太陽の瞳』は、選果場から各地の市場へ。収穫から2、3日後にはスーパーなどの店頭に並びます。料理に彩りを添えるミニトマトはお弁当にも大活躍。ピカピカの『太陽の瞳』と目が合ったら、ぜひ手に取ってみてください。