日本一の玉ねぎ産地の集出荷施設/JAきたみらい(北見市)
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北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。今回は、日本一の玉ねぎ産地・JAきたみらいから、2019年に完成・新稼働した国内最大級の集出荷施設で行われている、玉ねぎの出荷風景をお届けします。
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- 日本一のプライドも育てる
- 北見市(常呂町区域を除く)、置戸(おけと)町、訓子府(くんねっぷ)町からなるJAきたみらいは、玉ねぎの生産量が約26万tと日本一で、その量は国産の約2割を占めるほど。生産者の皆さんは、「日本の玉ねぎを、自分たちが支えている!」という誇りと責任感を持って栽培されています。
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- 集出荷施設は
国内最大規模 - 9月中旬、北見市西相内にある国内最大規模の玉ねぎの集出荷施設を訪ねました。2019年に完成したこの施設は、1日に約450トンもの選別が可能です。出荷作業が行われるのは例年8月から翌年の6月頃まで。日本国内はもちろん、アジアなど国外にも輸出されており、ほぼ年間を通して全国の食卓に上がっています。
- 集出荷施設は
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- 品質管理に
人手をかけて - 玉ねぎは、品種別、生産者別にベルトコンベアに乗せ、人の目と手で傷があるものや形が悪いものなどを取り除いていきます。選別だけで50〜60人ものスタッフが配置されていて、しっかりと人の目でもチェックしながら、徹底した品質管理が行われていることが分かります。
- 品質管理に
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- 全国の食卓へ
安全を届ける - 2LからMまで選別を終えた玉ねぎは、機械で箱詰めされ、出荷場へ向かいます。箱の外側に印字されているのは、トレーサビリティーのための管理番号。JAきたみらいでは、安全で安心な玉ねぎを全国へ届けるために、生産者情報を記録しています。今年の玉ねぎは豊作傾向とのことで、ぜひいろいろな料理でモリモリ味わってくださいね。
- 全国の食卓へ