いちごの収穫風景/くるるの杜(北広島市)

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いちごの収穫風景/くるるの杜(北広島市)

【 60 秒 】

北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。今回は、春めいてきた北海道の様子をお届けしようと、ホクレン 食と農のふれあいファーム「くるるの杜」のハウスから、いちごの収穫風景をお届けします。甘酸っぱい香りをお届けできないのが残念ですが、映像から春を感じてください。

  • 農業とふれあう「くるるの杜」
    札幌市内から車で約30分。北広島市にある「くるるの杜」は、「育てる」「作る」「食べる」「感じる」「つながる」をテーマに、子どもから大人までが農業とふれあえる場所です。農村レストラン、農作業・調理加工施設、農畜産物直売所、もりのかふぇなどがあり、取材で訪れた2月下旬には、収穫体験などができるハウスの中でいちごが真っ赤に実っていました。
  • 手作業での受粉に大忙し
    もう収穫が始まっているという、いちご「紅ほっぺ」。屋外は氷点下でも、ハウスの中は室温20度と、春のような暖かさ。スタッフは、次々に咲く花の受粉作業に追われていました。花粉をまんべんなく付けることが、形のきれいないちごに育てる秘訣だそうで、だからこそ受粉作業は丁寧に。生産者によっては、ミツバチがこの役割を果たしてくれるのだそうです。
  • 道産子品種「けんたろう」
    「くるるの杜」のハウスでは、北海道で誕生した甘みの強い品種「けんたろう」も栽培しています。「けんたろう」は、9月から苗の準備を行い、雪が降る12月上旬まで屋外でひと眠りしたあと、ハウスの中で育ちます。寒さにあてないと花が咲かないという、北海道らしい品種です。「けんたろう」は3月上旬から下旬、5月下旬に収穫することができます。(※天候によって生育状況は変わります)
  • 作物のことを学べる機会も
    「くるるの杜」の収穫体験には、作物のことを楽しく学べる機会も設けられています。いちごの体験でいえば、「収穫までにかかる時間は?」「熟したいちごの見分け方は?」など、生産者さんの存在を近くに感じたり、お買い物のヒントになったりするクイズの時間もあります。これから季節が進むと、畑もにぎやかになり、アスパラガスをはじめ、さまざまな野菜の収穫体験も始まります。