卵から「たまご」へ/
ホクレン旭川鶏卵流通センター(旭川市)

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卵から「たまご」へ/ホクレン旭川鶏卵流通センター(旭川市)

【 60 秒 】

北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。今回は、ホクレン旭川鶏卵流通センターを訪ね、農場で産まれた卵がどのような過程を経て「たまご」になるのかを取材してきました。

  • HACCPで安全・安心
    たまごの生産・供給における道北の拠点として、年間約6千万個のたまごを取り扱っているホクレン旭川鶏卵流通センター。安全・安心なたまごを届けるために、第三者認証機関によるHACCPシステムを導入。各作業はHACCPシステムによって詳細に管理されています。
  • 「原卵」を洗浄、消毒、乾燥
    農場から産まれたままの卵「原卵」が届くと、センターでは農場単位で定期的にサンプルを抽出して鮮度などを検査しています。
    洗卵選別包装機では洗浄、消毒、乾燥が行われ、洗浄消毒液の温度や濃度は自動設定されていますが、それぞれ一日3回、基準内にあるか別途検査を行っています。
  • 一個一個を3項目で検査
    続いて「原卵」一個一個の検査です。赤玉特有の柄と汚れの違いも判別できる精度の自動汚卵検査装置で「汚れ」を、次に自動破卵検査装置が卵殻をポコポコ叩いて発せられた音で「ヒビ」の有無を調べ、いずれかが不合格となった「原卵」は規格外となり、加工用となります。最後は、光を駆使した装置で血の混ざった血卵なのかを識別し、血卵は廃棄されます。
  • いよいよ、パック詰めされて各地へ
    すべての検査に合格した卵は8種のサイズに選別。一個一個傷がつかないようにゴムで吸引され、パッケージに納められます。その後賞味期限シールやパッケージシールが貼られて、製品として完成します。こうして「原卵」から生まれ変わった「たまご」は、センターの製品保管庫に一時保管された後、上川、留萌、宗谷、中空知、北空知方面に運ばれます。
  • リニューアルした「樹のめぐみ」
    2021年1月に、ホクレンのたまご商品のひとつ「樹のめぐみ」がリニューアル。この製品はボリスブラウン種が産む赤玉で、今回、道産とうもろこしと木酢酸をブレンドし、ビタミンEの含有量を強化した独自の飼料に改良しました。白身はプルプルで弾力があり、黄身は濃いオレンジ色でふっくら艶やかに。ぜひ、その違いをお好きな食べ方で確かめてください。
  • 「ホクレンのたまご」の情報は、WEB、Instagram、Twitterでも発信しています。下記リンクからご覧ください。
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