春から秋にかけて咲くバラは、北海道岩見沢市の「市花」に選定されています。
7月上旬、いわみざわ公園バラ園を訪れると、「いわみざわローズフェスタ2024」が開催中で、
さまざまな種類のバラが咲いていました。
vol.52
いわみざわ
ローズフェスタ2024 編
いわみざわ公園のエントランスゾーンでは、
「北海道の花」に指定されているバラ科の花、ハマナスがお出迎えしてくれました。
ハマナスは、花が終わるとミニトマトのような実をつけます。
整形式ローズガーデンでは、大輪系のハイブリッドティーローズなどが咲いていました。
写真の2つのバラは、剣弁高芯咲きといって、花びらが外側に尖ったように反り返り、
花の中心が盛り上がって高くなっている点が特徴です。
バラといえばこの形を想像する方が多いのではないでしょうか。
左はその名の通り、ブルー系のバラで、藤色の花が房になって咲きます。
右は、優しいピンク色のフリルがとても可愛らしく、フルーティーな香りが特徴です。
きれいなバラに見とれているうちに、「オールドローズの小径」に着きました。
オールドローズは病害虫に対する抵抗性や耐寒性に優れ、北海道の栽培に向いています。
多くのバラは1年に2度咲きますが、オールドローズは一季咲きであることが多いです。
いわみざわ公園バラ園では、秋にもローズフェスタを開催します。
夏に向かって咲くバラとは違った印象のバラ園が楽しめそうですね。
ぜひ、訪れてみてください。