ゆめぴりか大解剖


『ゆめぴりか』のおいしさに関わる、基礎知識をご紹介します。
一つひとつ読み進めていくと、一層おいしさが感じられるかもしれません。
『ゆめぴりか』の名前の由来
“日本一おいしいお米を提供したい”という北海道の生産者の「夢」と、アイヌ語で“美しい”を意味する「ピリカ」を合わせて作られた名前です。一般公募で寄せられた3,422通の中から選ばれました。
『ゆめぴりか』のおいしさ
甘みが際立ち、濃い味わいの品種。北海道米の中でも粘りが強く、やわらかな食味で、つややかで美しい炊き上がりが特徴です。
2つのパッケージ
実は、北海道内と道外で統一パッケージのデザインは異なっています。共通点は、背景に書かれている「粋」の文字。『ゆめぴりか』を誕生させた品種改良技術の「粋」。日本一のお米をつくりたいという生産者の「純粋」な思い。独自の厳しい品質基準を満たす「生粋」の『ゆめぴりか』であることを伝えています。また、道外統一パッケージは、2022年から「認定マーク」が、ひときわ目立つようになりました。
「北海道米の新たなブランド形成協議会」とは?
2009年、道内7地区の生産者による協議会やJAなどで構成された組織。生産者自らが目的達成に向けた栽培基準や生産・出荷基準の検討に参加しています。そして、厳しい品質基準をクリアした『ゆめぴりか』だけに、認定マークを付与。パッケージの認定マークは『ゆめぴりか』の味の保証書であると同時に、生産者のプライドの証でもあるのです。
ゆめぴりか良質米生産出荷表彰
協議会では、高品質な『ゆめぴりか』を出荷した生産者と出荷団体を毎年表彰しています。「優秀」と「優良」の2つがあり、「優秀表彰」は、タンパク値が6.8%以下の出荷数量比率が全道平均値を上回った場合に授与されます。さらに、5年連続で「優秀表彰」された生産者は、「ゆめぴりかの匠」と命名。さまざまな媒体で紹介されるなど、その栄誉をたたえています。
ゆめぴりかコンテスト
2015年に始まった、「北海道から、ニッポンの米を」をスローガンにした、『ゆめぴりか』の生産技術やおいしさを競う品評会。全道7地区の予選を勝ち抜いたJAのお米の中から「最高金賞」が選ばれます。受賞米は、「最高金賞ゆめぴりか」として、数量限定で一般発売されています。
「北海道米の新たなブランド形成協議会」で定めていること
『ゆめぴりか』最大の魅力である、おいしさを守るために以下を定めています。
おいしさの基準を明確に
ブランド米としての『ゆめぴりか』の販売は、精米タンパク7.4%以下(※)を基本とする。
安全・安心への取り組みを明確に
「栽培協定」の締結、種子更新率100%の遵守、銘柄・等級検査の実施に取り組む。
品質確保への取り組みを明確に
良質米生産に向け、栽培適地での生産、適切な水管理、施肥設計、および防除を行う。
※JA等に設置されている簡易成分分析計にてタンパク含有率を測定、仕分けを行っています
※農産物検査法に準じた抽出による測定であること、簡易成分分析計の特性により、測定誤差が生じる場合があります