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2023.07.01
夏こそ食べたい!
北海道産トマト。

夏こそ食べたい! 北海道産トマト。

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夏こそ食べたい! 北海道産トマト。

「ほかの作物の技術を応用して、加工用トマトの主産地に」

畑を耕すトラクターと

2戸の生産者でゼロから挑戦

札幌市から車で約一時間の距離にあるJAいわみざわ。石狩平野の中央部にあり、水稲のほか玉ねぎや小麦、果樹などを幅広く生産しています。
加工用トマトの栽培は、5年ほど前に、わずか2戸の生産者でスタートしました。同JAによると、産地として発展するためには、多くの生産者に影響力を与えられる実力者の参加が不可欠だと考えていたそうです。そこで白羽の矢が立てられたのが、岩瀬さんでした。
「自分にとっても、地域にとっても加工用トマトの生産はゼロからの挑戦でした。不安もありましたが、全量を大手の飲料メーカーが買い取ってくれる安定性と、専用の収穫機械は農業機械メーカーから無償で貸りられることなどが大きな決め手になりました」
生食用と加工用トマトの大きな違いは、品種と栽培方法です。同JAが栽培するトマトの9割は、『KGM191』という品種です。害虫に対して抵抗性が高く、完熟の状態で機械収穫ができるほど、皮がかたくて厚いという特徴があります。
また、栽培方法では生食用トマトは、支柱で茎を支えて、上へ上へと伸びるように育てていきますが、加工用トマトは、より多く日差しを浴びることができるように、支柱を使わず地面をはわせるように育てます。トマトは元来、地をはうように成長する植物です。加工用トマトは、自然の姿に近い育て方ともいえます。

  • 種をまいて育てた、約7万本もの苗。「初めのうちは、種をまいても4割しか芽が出ませんでした。畑に植えるタイミングも難しくて、やってみないと分からないことだらけでした」と岩瀬さん

北海道仕様の栽培方法の確立へ

同JAによると、加工用トマトの大半は、関東地方を中心に栽培されています。当然基礎的なノウハウも関東向けで、気候も作付面積の規模も異なる北海道では、同じことをしてもうまくいかないと岩瀬さんは言い切ります。
「一年目は、収穫機械でトマトをうまく拾い上げられず、畑には真っ赤なトマトがたくさん残ってしまいました。そこで収穫しやすい栽培方法を仲間と考案して、ほかの作物の栽培技術を生かしたところ、翌年の収穫量を大幅に増やすことができました」
主な作業を機械で行う一方で、収穫時は、選別作業も同時に行うため、7人程度の人手が必要だと岩瀬さんは説明します。さらなる省力化や北海道ならではの栽培方法の確立に向けて、現場で感じた疑問や要望を、JAの担当者に逐一報告しています。
「私たちは、北海道の生産者のプライドを賭けて取り組んでいます。機械も改良してもらい、北海道仕様になりました」と岩瀬さん。現在は、生産者が17戸に増え、生育前と生育中、収穫後の年3回講習会を開き、一丸となって生産しています。
「一年に一度しか生産できないので、いいことも悪いこともみんなで教え合っていかないと技術は上がっていきません。個々の技術が向上しなければ、産地になっていかないと思うので、日々改良を重ねて、収穫量を上げる努力を続けていきたいです」
収穫したトマトは、関東にある工場へ運ばれ、ジュースの原料として加工されています。製造スケジュールが綿密に組まれているため、工場の製造予定日に合わせた出荷対応が求められるのも、加工用ならではです。
「この地域が加工用トマトの主産地になることで、将来的に地元に工場を誘致できたら理想的です。産地と工場の距離が近くなる上、雇用も生まれて地域の活性化にもつながります。一つの作物で、みんなの暮らしがより良くなれば幸せです」
岩瀬さんは、真っ赤なトマトに大きな夢を託しています。

  • 「すべてのトマトを完熟に育てて、その全量を無駄なく取り切るために、あらゆる挑戦をしています」と岩瀬さん

『加工用トマト』生産者 岩瀬 孝雄さん[ JAいわみざわ ]

岩見沢市出身。大学卒業後、22歳で農家の三代目として就農。現在は、加工用トマトのほか、かぼちゃ、飼料用米、小麦を栽培。

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