夏こそ食べたい!
北海道産トマト。

夏こそ食べたい!北海道産トマト。

夏秋シーズンはシェア全国一

 暑い日にかぶりつきたくなるような、みずみずしくて真っ赤なトマトは、代表的な夏の野菜です。近年はハウス栽培の普及により、ほぼ一年中手に入るようになりました。実際には、12月から6月にかけて市場に出回る冬春トマトと、7月から11月にかけて出回る夏秋トマトに大きく分けることができます。北海道のトマトの年間収穫量は、熊本県に次ぐ全国第2位で、トマトの栽培に適した夏秋期では、全国一のシェアを誇ります(※)。
 ところで皆さんは、スーパーの売り場に並ぶトマトの種類が、昔に比べて増えていると感じることはありませんか? 用途によって、生食用と加工用に分けられるトマトは、大中小さまざまな品種があり、一般的に大玉、中玉、ミニの3つのタイプに分類されています。ミニトマトは、黄、オレンジ、緑などもあり、形もさまざまなものが作られています。
 トマトは老若男女に人気が高い野菜ですが、生食用トマトの生産量は、年ごとにバラつきが見られるものの、減少傾向にあります。その理由として考えられるのは、栽培から収穫まで手作業が多く、さらに収穫には多くの人手がかかること。ミニトマトは、大玉以上に労働力が必要とされています。加えて、近年の世帯数の減少により、大玉の需要が減っていることも一因にあげられます。一方で、ジュースなどの用途に使われる加工用トマトのニーズは、年々高まってきています。
 北海道産のトマトは今が旬です。今号は、大玉、ミニ、加工用トマトの各産地を紹介します。


※農林水産省「令和3年産野菜生産出荷統計」より