北海道産、ここがポイント!
味わい方を選べる、楽しめる
おいしさ、新発見!
パンをふっくら焼き上げる
私の家の冷蔵庫には、いつもヨーグルトがあり、子どもの頃からおやつ感覚で口にしていました。ヨーグルトとひと口に言っても、種類がずいぶん増えました。私は、トロッとして生乳の甘みが感じられ、しかも乳酸発酵ならではの酸味がきいているタイプが好きです。
パンづくりでは、水切りしたヨーグルトをホイップクリームと混ぜ、フルーツのデニッシュなどに塗るほか、生地に混ぜ込むこともよくあります。ヨーグルトのちからによってしっとり感、ふんわり感が増すので、やわらかく仕上げたいブリオッシュやクグロフをつくるときに重宝しています。ふっくら焼き上げるには、粉100に対してヨーグルト10を目安にするといいでしょう。
シェフの★★★旬レシピ
水切りして、
マヨネーズ代わりに
今回は、水切りヨーグルトでつくるタルタルソースをご紹介します。
水切りは、ヨーグルトをざるにあけ、冷蔵庫に置くだけです。水分が少ないほうがソースの味が決まるので、私は一晩置きます。水切りの際にでた水分には栄養がありますから、捨てずにドレッシングなどに活用してみてください。
みじん切りにしたゆでたまご、みじん切りにして水にさらしギュッとしぼった玉ねぎ、水切りヨーグルト、砂糖、レモン汁を混ぜ合わせたら、タルタルソースの完成です。酸味がきいたさわやかな味で、マヨネーズより軽やかになりますから、写真のようにハムやチーズと一緒に焼いてもしつこくなりません。
マヨネーズの代わりに水切りヨーグルトを使うという点では、じゃがいもやかぼちゃ、さつまいものサラダにもおすすめです。
キャロットラペを水切りヨーグルトで和えると、ソース兼具材にもなります。写真では、ピタパンにタンドリーチキンと一緒にサンドしました。
タンドリーチキンの漬け込み液は、ケチャップ、にんにくとしょうがのすりおろし、はちみつ、カレー粉、そしてヨーグルトを加えます。ヨーグルトは保水性を高めてくれるせいか、お肉がやわらかくジューシーに焼き上がり、ぐっとおいしくなります。