北海道産、ここがポイント!
北海道に合う品種を各地で栽培
おいしさ、新発見!
水に浸けず、
調理にすぐ使える
風味の強さこそ、北海道産小豆の魅力。小豆らしい味わいがしっかり感じられ、しかも皮までやわらかく、また、吸水性が良いせいか、煮てもふっくら仕上がります。
小豆は、一晩水に浸ける必要がなく、袋から取り出してサッと洗うだけで調理に使えます。「豆は手間がかかる」、「調理にコツがいる」と敬遠されがちですが、うれしいことに、小豆に限ってはそうした心配はいりません。
私は、小豆を多めに煮て、味付けせずに、ストックバッグに小分けして冷凍しています。ご飯に混ぜても、味噌汁やサラダに加えてもおいしく、とても重宝しています。
シェフの★★★旬レシピ
ミネストローネに、
パングラタンに
煮た小豆を使った洋風料理として、イタリアの具沢山スープ、ミネストローネをご紹介します。玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ベーコンを小豆の粒大の角切りにして、オリーブオイルで炒めます。そこにトマト缶、水、コンソメ、トマトケチャップを加え、野菜がやわらかくなるまで煮たら、煮た小豆を加えます。塩、こしょうで味を調え、小豆がくずれないように、やさしく全体を混ぜ合わせたら完成です。
バゲットを小豆入りのミネストローネにひたし、チーズをのせて焼くと、パングラタンにも。彩りが良く、ボリュームもあり、寒い日の朝にもぴったり。元気が出る一品です。