JA道青協連携企画~『動画で発信!農の魅力コンテスト』~

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JA道青協連携企画~『動画で発信!農の魅力コンテスト』~

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北海道農協青年部協議会、JA北海道女性協議会は、毎年、農業・農村の果たす役割や魅力を消費者の皆様に理解・共感していただくことを目的に、『動画で発信!農の魅力コンテスト』を実施しています。北海道の農業の「今」を動画で伝える今回の「北海道NOW」では、2021年の最優秀賞を受賞したJAとうや湖青年部の作品をご紹介します。「自然をみつめながら、未来へつながる農業を続けていきたい」という思いにふれてください。

  • 2008年から続く『雪蔵貯蔵』に着目
    昨今、SDGsへの取り組み、環境にやさしい活動が求められています。JAとうや湖が2008年から取り組む『雪蔵貯蔵』は、その先駆的な事例といえます。「雪の力を借りることで実現した、自然にやさしいこの貯蔵方法は、環境そして子どもたちの未来につながるものというイメージを動画で表現しました」と、JAとうや湖青年部。撮り貯めた中から厳選した写真と動画、生産者としての強い意志を伝えるナレーションからなる約30秒の映像には、青年部の農業に対するあふれる思いがこめられています。
  • JAとうや湖の特産「とうや」も登場
    毎年2月頃、JAとうや湖では、計2,200トン以上の雪を2つの蔵に搬入し、年間を通して野菜の貯蔵を行っています。動画に登場するじゃがいもは、JAとうや湖の特産「とうや」という品種で、どんな料理にも合うと評判です。「雪蔵で貯蔵することによって、雪の寒さや湿度がでんぷんの糖化を促し、甘さが増します」と胸を張る青年部。雪蔵貯蔵した「とうや」をうれしそうにほおばる子どもたちは、部員の家族や友人の子どもたちで、自然な姿をとらえるために何枚も写真を撮ったそうです。
  • 部員の交流をメインに活動したい
    この動画は、JAや町職員なども含めた約30人の協力によって完成しました。「プロを使ったの?」という声もあったというナレーションはJA職員が担当し、度重なる録り直しも快く引き受けてくれたそうです。「人とのつながりが、この動画になりました」と振り返る青年部。今後は、コロナの影響で少なくなっていた部員の交流をメインに活動したいと語ります。そして、「社会が落ち着いたら、とうや湖地域に来て、とうや湖産野菜を食べてください!」と、心からのメッセージを寄せてくれました。