大豆の収穫/JAおとふけ
(音更町)

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大豆の収穫/JAおとふけ(音更町)

【 60 秒 】

北海道の農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。今回は、十勝平野の中央部に位置する音更町から、大豆の収穫風景をお届けします。

  • 一大産地で、大豆収穫の最盛期
    JAおとふけがある音更町は、十勝平野のほぼ中央に位置し、小麦、豆類、馬鈴しょ、てん菜を中心とした畑作が盛んなまちです。JAおとふけ管内での大豆の生産量は年間約6,000tで、国内随一。現在は、約350戸の生産者が大豆を栽培しています。撮影に訪れた10月中旬は、収穫の最盛期。大型のコンバインが、広大な畑に作付された大豆を、勢いよく刈り取っていました。
  • 収穫は、晴天が続く日を逃さずに
    大豆は、畑の中でカラカラになるまで乾燥させて収穫します。収穫の目安は、茎まで乾燥していて、大豆の水分量が18%以下であること。品質の良い状態で収穫するには、晴天で、畑の土が乾いていて、風が吹いている日が理想だそう。加えて、収穫適期を見極めて速やかに収穫することも欠かせないそうです。
  • 大型コンバインで、スピーディーに収穫
    この日、森谷貢さんの畑では、JAおとふけの主要品種『ユキホマレ』の収穫に追われていました。森谷さんによると、約7haの畑で取れる大豆の量は、4tトラックで約5台分にもなるそう。「以前は数日かかっていた作業が、この大型コンバインのおかげで、半日で終わります」と森谷さんは笑顔で話します。
  • きれいに磨かれ、味噌や納豆などの原料に
    収穫したばかりの『ユキホマレ』を、森谷さんに見せてもらいました。森谷さんによると、JAおとふけで作付されているほかの品種と比べると、『ユキホマレ』は大粒で、綺麗なクリーム色なのが特徴なのだそうです。
    北海道の大自然で育ち、自然な甘みが特徴の音更町産の大豆は、主に豆腐や納豆などの原料として一年中出荷され、全国の食卓に届けられます。