JA道青協連携企画〜『動画で発信!農の魅力コンテスト』〜

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JA道青協連携企画〜『動画で発信!農の魅力コンテスト』〜

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北海道農協青年部協議会、JA北海道女性協議会は、毎年、農業農村の果たす役割や魅力を消費者の皆様に理解・共感していただくことを目的に、『動画で発信!農の魅力コンテスト』を実施しています。北海道の農業の「今」を動画で伝える今回の「北海道NOW」は、2022年の最優秀賞に輝いたJAとうや湖青年部の作品をご紹介します。動画には、農業に携わる人々やご飯を食べる子どもたちがたくさん登場し、何気ない日常の大切さを伝えています。

  • 日常を支えるすべての人が主役
    JAとうや湖青年部は、昨年も『雪蔵貯蔵』をテーマにした作品で最優秀賞を受賞しました。今回、受賞した作品のテーマは、『日常をつくる人たち』です。「ウクライナ情勢を通して、何気なく過ごす日常が当たり前ではないと感じ、このテーマを思いつきました」と、JAとうや湖青年部。映像の中で、食事を「1日3回の日常」と表現し、その日常をつくるのは農家はもちろんのこと、JA職員を含めた食に関わるすべての人だと伝えています。「そして食に関わる私たちを支えているのが、消費者の皆さんです」と、思いをこめます。
  • 「いただきます」から「ごちそうさま」へ
    作品は、たくさんの人たちが笑顔で発する「いただきます」で始まります。続いて、畑で作業する部員の皆さん、作物の搬入や事務仕事を担うJA職員の皆さんが登場。「日常をつくる」ために、働く皆さんです。裏方にもスポットライトを当てた理由は、「日常は誰か一人の力ではなく、全員で支えているんだという思いを強調するため」と、青年部。動画は、元気な「ごちそうさま」の声で締めくくられます。このひと言が、食に携わる人々の大きな励みとなっていることは間違いありません。
  • 躍動感あふれる動画を重ねて
    この作品は、青年部10名、農協職員5名、役員1名が力を合わせて制作しました。ナレーションを務めたのは、昨年の受賞作を見たことががきっかけでJAとうや湖に就職した新人職員の女性です。静止画は使わず、いくつもの動画を組み合わせて構成したため、データの容量が大きく、編集には大変な時間がかかったそう。それでも諦めることなく作業し、食べることの楽しさ幸福感が生き生きと伝わってくる作品に仕上がりました。何気ない日々の営みを切り取ったJAとうや湖青年部の動画は、見る人に変わらぬ「日常」があることの大切さを思い出させてくれます。