実りの秋にあわせた季節のチーズの楽しみ方

白い滴のマリアージュ

今回のテーマ

実りの秋にあわせた季節のチーズの楽しみ方

例年にない猛暑と少雨を乗り越え、農家の皆さんのたゆまぬ努力のおかげで、今年も実りの秋を迎えることができました。今年は、いつも以上に「いただきます」に気持ちを込めたいものです。
この時期だからこそ、北海道のナチュラルチーズも、北海道のおいしい秋の味覚にあわせていただきたいものですね。ご家庭で気軽に作れる、チーズを使ったお料理をご提案します。

炒めたひき肉とマッシュポテトを重ねて焼く、
フランス発のグラタン。
新じゃが×北海道チーズ「アッシ・パルマンティエ」
 
みじん切りにした玉ねぎ、にんじん、にんにくをフライパンでよく炒めます。そこにひき肉を加え、ひき肉の色が変わるまで炒めます。一方で、じゃがいも、バター、牛乳でマッシュポテトをつくります。
耐熱容器に、炒めたひき肉と野菜を広げ、その上にマッシュポテトをのせ、細かく切ったカチョカバロチーズをたっぷりのせて、オーブンで焼き色がつくまで20分ほど焼くと、出来上がり!
<おすすめのチーズ>
ASUKAのチーズ工房・カチョバロ

ハロウィーンにもバッチリ!
かぼちゃをフォンデュ鍋がわりに使うお料理。
かぼちゃ×北海道チーズ
「かぼちゃくり抜きチーズフォンデュ」

 
かぼちゃにまるごとラップをかけ、電子レンジ(600w)で5分加熱します。蓋になる部分を水平にカットし、ワタを取り除きます。チーズフォンデュ用チーズ(なければ、溶けやすいセミハードタイプのチーズと、香りがよいハードタイプのチーズをそれぞれおろし金などで削ったもの)を、アルコールを飛ばした白ワイン、または、温めた牛乳で伸ばしておきます。
かぼちゃの中に溶けたチーズを入れ、かぼちゃの内側を少しずつ削りながら混ぜ合わせていくと、かぼちゃ風味のフォンデュが完成!ブロッコリー、にんじん、オクラ、ミニトマトや、ソーセージ、バゲットなど、お好きなものを付けてお召し上がりください。
<おすすめのチーズ>
鶴居村振興公社「酪楽館」・鶴居村シルバーラベル
共働学舎新得農場・シントコ

みんな大好き、北海道米。
チーズと組み合わせたライスコロッケは、相性抜群!
北海道米×北海道チーズ「チーズライスコロッケ」
 
みじん切りにした玉ねぎ、にんじん、ピーマンをフライパンで炒め、ご飯を加えてさらに炒めたら、塩・こしょう、ケチャップで味を調え、トマトライスをつくります。
トマトライスをよくさまし、ゴルフボール大に丸め、その中に適当な大きさに切った水切りタイプのモッツァレラやスカモルツァを入れ、しっかりきつく丸めます。
一つひとつに小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、油でカラリと揚げます。
<おすすめのチーズ>
ノースプレインファーム・おこっぺ有機モッツァレラチーズ
 
チーズのみならず、北海道の田畑からの恵みを存分に使って、ご家庭の「食卓自給率」を道産100%にしたいものですね。